

身内が亡くなったあとに必要な相続手続きの費用を、実費と専門家報酬、相続税に分けて試算できます。相続人の人数と遺産の総額、不動産の有無を選ぶだけで、内訳と手続きの期限まで確認できます。
相続の手続きにかかるお金を、約2分で試算できます。STEP 1〜5 を選ぶと、書類の取り寄せから登録免許税、専門家への報酬、相続税の概算までをまとめて確認できます。
※ 役所や法務局に納める実費は公的機関が公表している金額で計算しています。専門家の報酬は事務所ごとに自由に決められるため、当サイトでは一般的な提示額を目安として置いています。実際の金額は必ず書面の見積書で確認してください。相続税額は法定相続人が均等に相続した場合の概算で、配偶者の税額軽減や小規模宅地等の特例は反映していません。
いま考えていること
必須相続人の人数
必須遺産のおおよその総額
必須不動産(土地・建物)の有無
必須どこまで自分で手続きするか
必須家庭裁判所・税務署の手続き
任意戸籍が増えやすい事情
任意相続手続きにかかる費用の目安(実費+報酬+相続税)
STEP 1〜5 を選ぶと概算が表示されます
コピーした内容を、そのまま司法書士・税理士への問い合わせ文に貼り付けられます。
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相続の専門家は報酬を自由に決められるため、同じ内容でも金額に差が出ます。まずは無料相談で内訳を出してもらうのが確実です。選択内容に合ったサービスをページ下部にご案内しています。PR
手続きを進める前に確認したい8つのこと
- まず相続人を戸籍で確定する。誰が相続人かが決まらないと、遺産分割協議も名義変更も進められません。
- 法定相続情報一覧図を法務局で作る(無料)。戸籍の束の代わりに使えるので、金融機関や法務局を回る回数が減ります。
- 借金がある可能性があるなら、3か月以内に相続放棄を判断する。判断できないときは家庭裁判所に期間の伸長を申し立てられます。
- 不動産があるなら固定資産税の納税通知書で評価額を確認する。登録免許税は評価額の0.4%です。
- 相続登記は取得を知った日から3年以内。正当な理由なく放置すると10万円以下の過料の対象になります。
- 遺産の合計が3,000万円+600万円×法定相続人の数を超えるなら、10か月以内の相続税申告が必要かを確認する。
- 専門家の報酬は事務所ごとに自由です。依頼する前に、報酬額・算定方法・実費の内訳を書面で示してもらってください。
- 自筆の遺言書が出てきたら開封せずに家庭裁判所の検認を受ける。法務局の保管制度を使っていた遺言書は検認が不要です。
出典:法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」/法務省「不動産を相続した方へ」/法務局「相続登記の登録免許税の免税措置について」/法務局「法定相続情報証明制度について」/法務省「自筆証書遺言書保管制度・手数料」/裁判所「相続の放棄の申述」/裁判所「遺言書の検認」/裁判所「遺産分割調停」/国税庁「No.4152 相続税の計算」/国税庁「No.4155 相続税の税率」/国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」/e-Gov法令検索「地方公共団体の手数料の標準に関する政令」/日本司法書士会連合会「司法書士の報酬」
相続手続きのお金は「3つ」に分かれる
相続の費用というと専門家への報酬を思い浮かべがちですが、実際には次の3つに分かれます。どれが必要になるかは、遺産の内容と相続人の状況で決まります。
戸籍や住民票の交付手数料、相続登記の登録免許税、家庭裁判所の収入印紙代など。金額が法令で決まっているため、誰が手続きしても同じです。
司法書士・税理士・弁護士などへの報酬です。事務所ごとに自由に決められるため、同じ内容でも金額に差が出ます。
遺産の合計が基礎控除を超えたときだけ発生します。超えなければ申告も納税も不要です。
実費は節約のしようがありませんが、報酬は依頼する範囲を選べますし、相続税は特例の使い方で変わります。まず「自分でやる部分」と「任せる部分」を決めることが、費用を抑える近道です。
手続きごとの費用と期限の早見表
| 手続き | 費用(実費) | 期限 | 窓口 |
|---|---|---|---|
| 戸籍・除籍を集めて相続人を確定する | 戸籍1通450円/除籍・改製原戸籍1通750円 | 早いほどよい | 市区町村 |
| 法定相続情報一覧図の交付を受ける | 無料 | 任意 | 法務局 |
| 相続放棄・限定承認の申述 | 収入印紙800円+郵便切手 | 3か月以内 | 家庭裁判所 |
| 準確定申告 | 実費のみ | 4か月以内 | 税務署 |
| 相続税の申告・納付 | 税額による | 10か月以内 | 税務署 |
| 自筆の遺言書の検認 | 収入印紙800円+郵便切手 | 遅滞なく | 家庭裁判所 |
| 遺産分割調停の申立て | 収入印紙1,200円+郵便切手 | 期限なし | 家庭裁判所 |
| 相続登記(不動産の名義変更) | 固定資産税評価額の0.4% | 3年以内 | 法務局 |
不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内に登記をしないと、正当な理由がない限り10万円以下の過料の対象になります。2024年4月1日より前に相続したことを知っていた不動産は、2027年3月31日までが期限です。話し合いがまとまらないときは、単独で申し出られる「相続人申告登記」で義務を果たすこともできます。
相続手続きの進め方(6ステップ)
自筆の遺言書は開封せずに家庭裁判所の検認を受けます。法務局の保管制度を使っていた場合は検認が不要で、遺言書情報証明書(1通1,400円)を請求します。
法務局に戸籍一式と一覧図を提出すると、認証された写しを無料で何通でも受け取れます。戸籍の束を持ち歩かずに済みます。
不動産は法務局で相続登記、預貯金や証券は各金融機関で解約・名義変更。相続税がかかるなら10か月以内に申告・納付します。
相続税がかかるかどうかの見分け方
相続税は、遺産の合計額が基礎控除を超えたときだけかかります。基礎控除は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で計算します。
| 法定相続人の数 | 基礎控除額 |
|---|---|
| 1人 | 3,600万円 |
| 2人 | 4,200万円 |
| 3人 | 4,800万円 |
| 4人 | 5,400万円 |
| 5人 | 6,000万円 |
| 6人 | 6,600万円 |
配偶者が相続する分は1億6,000万円まで非課税になる配偶者の税額軽減、自宅の土地の評価額を下げる小規模宅地等の特例があります。ただしこれらは申告することが前提で、使った結果として税額が0円になる場合でも申告書の提出が必要です。
誰に頼めばいいのか(専門家の使い分け)
相続の相談先は資格ごとに担当できる範囲が違います。頼む相手を間違えると二重に費用がかかるため、最初に整理しておきましょう。
- 司法書士…不動産の相続登記が中心。戸籍集めや遺産分割協議書の作成もあわせて依頼できます。
- 税理士…相続税の申告。特例の適用や財産評価で納税額が変わるため、相続の実績がある人を選びます。
- 弁護士…相続人の間で争いがある場合。遺産分割調停や遺留分の請求で代理ができるのは弁護士だけです。
- 行政書士…遺産分割協議書などの書類作成や、自動車の名義変更など。
司法書士の報酬は各事務所が自由に定めることになっており、会則では報酬額・算定方法・諸費用を明示して依頼者と合意すると決められています。見積書に「一式」としか書かれていない場合は、どの手続きが含まれるのか、不動産の件数や金融機関の数が増えたときに追加費用が出るのかまで確認してください。
よくある質問
- 相続の手続きは自分でもできますか?
-
できます。相続登記も預貯金の解約も、書類がそろっていれば本人が手続きできます。法務局は予約制で登記手続の案内を行っており、費用は実費だけで済みます。ただし平日に何度も窓口へ行く必要があるため、時間が取れるかどうかで判断してください。
- 相続登記をしないとどうなりますか?
-
不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内に登記をしないと、正当な理由がない限り10万円以下の過料の対象になります。また、登記をしていない不動産は売却も担保の設定もできません。
- 相続放棄の3か月に間に合いそうにありません。
-
家庭裁判所に「相続の承認又は放棄の期間の伸長」を申し立てることができます。財産や借金の調査が終わらない場合に使える手続きなので、期限が来る前に相談してください。
- 遺産分割の話し合いがまとまりません。
-
家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てられます。費用は被相続人1人につき収入印紙1,200円と連絡用の郵便切手です。調停でもまとまらない場合は審判に移ります。
- 相続税の申告が必要かどうかを確かめる方法はありますか?
-
国税庁が「相続税の申告要否判定コーナー」を公開しており、財産の金額などを入力するとおおよその要否を確認できます。遺産の合計が3,000万円+600万円×法定相続人の数を超えそうなら、早めに税理士に相談してください。
- 戸籍はどこで取れますか?
-
2024年3月から、本籍地以外の市区町村の窓口でも戸籍証明書・除籍証明書を請求できるようになりました(広域交付)。本人・配偶者・父母や祖父母・子や孫の分をまとめて請求できます。
目安を確認したら、無料の相談で見積もりを取りましょう
上の金額はあくまで目安です。専門家の報酬は事務所ごとに自由に決められるため、同じ内容でも数万円から十数万円の差が出ることがあります。まずは無料相談で、どの手続きが必要でいくらかかるのかを書面で出してもらってください。
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