お通夜や告別式に参列するとき、「どんな流れで、何に気をつければいいのか」と迷う方は少なくありません。この記事では、当日の流れと参列マナーを時系列で分かりやすく整理します。
お通夜から告別式までの全体の流れ


一般的には、亡くなった翌日以降にお通夜、その翌日に葬儀・告別式が行われます。近年は一日で行う一日葬も増えています。
当日の動き方(参列者の場合)
会場に着いたら、まず受付で記帳と香典を渡します。開式前には席に着き、焼香の案内を待ちましょう。
- 受付で記帳し、香典をふくさから出して渡す
- 案内に従って着席する
- 焼香の順番が来たら祭壇へ進む
- 出棺を見送る場合は屋外で合掌する
POINT|急なお通夜は「平服」でも失礼にならない
訃報を受けてすぐ駆けつけるお通夜は、地味な平服でも失礼にあたりません(あえて喪服を避ける地域もあります)。一方、告別式は喪服が基本です。数珠・ふくさ・黒か白のハンカチを用意しておくと、当日あわてずに済みます。
服装と持ち物のマナー
急なお通夜では平服でも失礼にはあたりませんが、告別式では喪服が基本です。基本の持ち物も確認しておきましょう。
- 黒を基調とした喪服(男女とも)
- 香典を包むふくさ
- 数珠
- 白または黒のハンカチ
焼香の作法は宗派によって回数が異なります。前の人の作法にならえば失礼になりません。迷ったら心を込めて一礼するだけでも十分に気持ちは伝わります。
焼香の作法|宗派で回数が違う


焼香の回数は宗派によって異なりますが、参列者は前の人の作法にならえば失礼になりません。目安として主な宗派の回数を挙げておきます。
| 宗派 | 抹香焼香の回数の目安 |
|---|---|
| 浄土真宗(本願寺派) | 1回(額におしいただかない) |
| 浄土真宗(大谷派) | 2回(額におしいただかない) |
| 浄土宗 | 1〜3回(特に定めなし) |
| 曹洞宗 | 2回(1回目はおしいただく) |
| 真言宗 | 3回 |
| 日蓮宗 | 1回または3回 |
回数を間違えても大きな失礼にはなりません。大切なのは、心を込めて故人を偲び、一礼する気持ちです。
よくある質問
お通夜と告別式のどちらに参列すべきですか?
どちらか一方でも問題ありません。仕事などで日中が難しい場合は、夜のお通夜のみの参列が一般的です。
香典はいつ渡せばよいですか?
受付で記帳する際に渡すのが基本です。ふくさから取り出し、表書きを相手に向けて両手で差し出します。
数珠は必ず必要ですか?
必須ではありませんが、あると丁寧な印象になります。宗派を問わず使える略式数珠を一つ持っておくと安心です。



マナーを完璧に守ることより、故人を静かに見送る気持ちが何より大切です。受付・焼香・出棺という基本の流れさえ押さえておけば、落ち着いて参列できますよ。迷ったら、周りの方にならえば大丈夫です。
まとめ
お通夜・告別式は、受付・焼香・出棺という基本の流れを押さえておけば落ち着いて参列できます。服装や香典のマナーを事前に確認し、故人を静かに見送りましょう。

